ラムケ旅団 in Afrika:ドラゴン・トライスター・タミヤ 


Ramcke brigade in Libya 1942 :

今回もまた降下兵ですが極寒の東部戦線から一転して灼熱のアフリカのビネットにチャレンジです。

設定は敵中に取り残されたラムケ旅団が英軍部隊を前線後方で襲撃。見事車両を分捕って敵中突破を果たし見方陣内に帰還したその時!を再現してみる事 にいたしました。

車両は色々アドバイスを頂いた結果英軍デザートシボレーに決定!降下猟兵は今のところ7体登場の予定です。初回作から徐々に人数等を増やして居るつもりですがどうなる事やらでス。

手を振るシーンや指差すシーンはあまりにもワンパターンなのであえて止めました。中央の二人が見方の前線を見つけたという設定です。

中央の下士官はベテランらしく仕上げるつもりです。
トライスターのドイツアフリカ戦車兵より改造。頭部はホーネット。

お隣の彼は分捕ったイギリス軍の装備で身を固めています。ドラゴンのずばりラムケより。細部を多少いじっています。頭部はウォーリヤー。

ドライバーはキットのポーズをほぼそのままに残して衣類を全体的に作り直します。頭部はウォーリヤー。

助手席の彼は負傷兵で寝ています。タミヤのイギリス戦車兵が”芯”です。衣類は降下兵に変更、腕は自作。頭部はホーネット目を閉じています。
座っている二人はトライスターより。細部を多少降下兵らしく変更します。二人とも負傷兵という設定。

中央の彼はドラゴンラムケより。全体のポーズを多少、腕と共に変更。頭部はホーネット。

ホーネットの降下兵の頭部は大変良く出来ています。ヘルメットの空気抜き穴やストラップの金具など細かい部分も良く再現されています。ただし複雑な形のストラップがあるためにその周辺のモールドはややバリなどが通常の同社の製品より多く見られます。これは致し方ないことでしょう。耳たぶ付近のざらつきが特に目立つのですが、これをまく修正できませんでした。ラッカーパテを薄めてもう一度整えてみるつもりではありますが....。


FIGa:

中央で偉そうに立っている彼です。分捕ったイギリス軍の装備を身に付けて怒鳴っております。

上下の衣類の塗装:
シャツ基本色 タミヤデザートイエロー+ホワイト
パンツ基本色 タミヤダークイエロー+ホワイト
第一段階のシェイディングはそれぞれホワイトを抜いた基本色をそのまま使用しています。その後はVAに基本色に近い色を混ぜ合わせて重ねていきました。

迷彩服は難しいと感じる方が多いかもしれませんが淡色の場合ごまかしが効かず全ての部分を丁寧に仕上げる必要があるためにそれはそれで難しい作業であると感じています。

自分の場合仕上げ&輪郭強調に良く使われる極端に濃い色を使用しません。UPで見ない限り迫力不足になる可能性はありますがこの辺は正統派マルケン塗り分家として(ご本人了解済み!)その様に塗装しております。

肌色はいつもより濃い目に仕上げました。しかしさらに日焼けをした肌色に持って行く方がより臨場感がでると思います。

各種ストラップ類をデューロパテで工作。今夏初使用でしたがストラップ類等の加工には弾力性があるため向いていると思います。緑色の部分がそうです。 個人装備を追加しています。(鉛板使用)雑納のストラップ類などボタンなどを再現しています。

 

ナイフをベルトに差込み各バックルを追加。社会の窓付近もパテでデーテールUP。バックルは極細銅線です。イギリス軍の銃を持たしますので弾薬ケースもイギリス物です。(ストラップ追加)