PUMA

イタレリ:結構古いキット:

タミヤからジェリカン等を付属させて再販されているイタレリのキットを使用。ライトグレーのソフトなプラスチックでなかなかいい雰囲気です。古いキットだけに車載工具や細かい部品は見劣りしますが、全体的なプロポーションと複雑なサスペンションの作りは今でも通用する物だと思います。以前から作ってみたかったキットですが、なにぶん手持ちの資料が少なくかなりの部分を想像で仕上げています。と言う事で細かいところはご勘弁ください。

エッチング部品無使用(かな)!

今回もいつものようになるべく低額に....がテーマです。キットは上新電機で2000円ぐらいで購入。その他に使用したキットはタミヤの4号戦車車載道具セットとスモークディスチャージャーを前回の3号突撃砲のあまりの物を持ってきました。そしてようやくエッチングパーツ”ゼロ”が達成出来そうです!今のところ全てプラバンや、ワイヤー等で補っています。今後もそれでいけ見込みです。

サスペンションの改造:

やはり見栄えを考えれば、車輪はまっすぐではなくどちらかにハンドルを切った状態にした方がよいと思います。それにしてもフェンダーの付いていない方がかっこいいと思うのは自分だけでしょうか?フェンダーの取り付け方法が分かっていればそうするのですが...。だれか良い資料お持ちじゃないですか!!

*ちなみに写真のサスペンション等はすでに加工済みです。

まっすぐにモールドされている車輪をどうやって曲げた状態にするか?それはもう実車がそうしたように考えればよいと思います。と言う事でABCの各部分をズバット切り取ってください。この際、カッターだと細い部品を損傷させてしまうのでエッチングののこぎりを使用する事をお薦めします。

切断後車輪の位置を決めてまた切断した部分を右の写真のように接着しなおします。この際左右の車輪が出来るだけ平行になるように気をつけてください。

前輪2セットは加工済み。後輪2セットはキットのままの状態です。

スモークディスチャージャ:

お次は結構目立つスモークディスチャージャーです。ABCの各部分に穴をピンバイスで開けます。大きさは適当ですが、Bには太目のワイヤーを通すので少し大きめの穴をそしてAには小さめの穴を開けます。

Dの3本のワイヤーは真ん中辺に集まる様に取り付けEの太いほうはBの穴に通して固定します。隣の写真には砲塔部分にでっち上げた何チャッテ取り付け器具が付いています。このようなものがあったかどうか全く分かりません!ただ構造上似たようなものは付いていたのではないかと思います。なにぶん資料が無いもので。イタレリの箱絵を参考にしてます。

(右写真)砲塔部分の写真のAの穴はEのワイヤーを砲塔内に導く為の穴です。このサンドイエローの部品は3号突撃砲から拝借してきたものです。3号には使わなかったので助かりました。


フェンダーのダメージ再現:

いつものように裏側からルターで削ります。そしてこの後、熱を加えてへろへろにー。軟らかくなったところで外側から凹みをつけます。勢いアマって右のようにぶち抜いてもOK。実車にも似たようなこと度々あったようですから.....。




ポールの加工:(上の写真)
矢印の部分にピンバイスで穴を開けて金属棒に交換します。

ジェリカンラック:(右の写真)
ラック本体の
......
金属部分にあたる場所はプラバンを使用”P”
ベルトの部分は紙を使用”C”
バックルは細いワイヤーを使用”B”

バックルのように細かい部品を製作する場合右下の精密プライヤーがとっても役に立ちます。
(電子部品を扱っているお店で発見。)
プライヤーにワイヤーを巻きつけて切り取るだけです!


砲塔上面ハッチのヒンジ加工:

全く同じ部品を二つ作るために左のように穴を2箇所開けてワイヤーを通します。そしてこの固定された
2つのプラバンを同時に鑢で削り出します。


車載工具:

工具BOXはプラバンで、無線用の部品は4号戦車からとプラ棒、プラ板で作成しています。



エンジンデッキ:

カッターナイフを使ってグリル部分を立体的にします。Aは加工前、Bは後です。

 


砲塔:

A:鑢で表面を少々荒くしています。
B:C:ワイヤー類。Cに太目のワイヤーを使用しています



Aの部分はパテとプラバンで凹みを埋めます。そのすぐ真下にも(砲塔の内部)プラバンで四角の部品を接着。この部品に自作したハッチのヒンジ部分を後で取り付けます。Bには同じく3突からリベットもってきています。本当は2つ必要です..。