articles 雑談

最近・・・

皆さんMIXIに行ってしまうのでこちらの方の更新がおろそかになりがち。でも何故かその割にはアクセス数は増えている。もう少しマメに更新しないと!

ところでご縁があって今、生まれてはじめての48にチャレンジしています。このスケール賛否両論。色々意見がある中自分の意見を出すためにも製作を行っています。ここでの良い悪いは書くことができませんがそのうちどこかで率直な感想を述べたいと思います。

ここ2日ほどはフィギアに没頭。確かに一体にかかる時間は35に比べると”やや”少ないです。ただしいつもの塗り方が出来ないのでグラデーションの入れ方、塗料の濃度等を中心に試行錯誤を続けています。一つ大変なのは顔の塗装。兎に角いつもより小さい!!!普段あまり使わない極細筆無しには塗ることが出来ません。ふー。ああっまた目のピントが合わない・・・

しかし苦労して塗装したフィギアは35とは違うよさがあります。かわいいと言いますかなんと言うかー。そもそも35と比べるのが間違いのような気もなんとなくしてまいりました。どうやら48には単純にちっこいだけやん!ではなくてこのスケール独特の”良さ”が多々秘められているような気がいたします。色々作ってみないとわかりませんねやっぱり。

さてさて今後どうなりますか。              2005年12月

始まり:

SwashデザインのZippさんから予定していた訪問直前に連絡があり”バイクの色塗りとそのビネット用のフィギア作って〜”と依頼がありました。普段からいろいろお世話になっている兄貴の要請ですから勿論喜んでやらせていただく事に。

さてここまでは良いのですがよく話を聞いてみると10月発売号A誌の作例であることが判明。うっ来月号?時間あるんですか?!と聞くと”無いよごめんね〜悪いね〜”のお一言。納期までなんと12日間?!で、できるのだろうか?でも兎に角やれるところからやらないと!と思いとりあえずフィギアの選択からはじめました。

お題はサイドカー。でも手元に無いため、それに絡ませると言う想定で物色。NETで検索しているとVAのいい感じの降下猟兵が目に!木にもたれてうとうとしている彼はサイドカーにぴったりであると判断!早速購入へ。

この製品全体の雰囲気はとっても良いのですが何分古いキットでレジン製の割にはモールドがいまいちでした。おまけに同社のフィギアは全体的にタミヤやドラゴンと比べると大きい事を忘れていました...。結局その後気がつけば装備品の殆どはけずって彫りなおし。ストラップ類はパテで作り直して表面の処理までしなければいけない羽目に...。レジンの意味が無いよ〜..。すでにいやな予感。

2日後ZIPP亭に到着、バイクと対面やはり予想したようにいきなりフィギアのサイズがでか過ぎる事が判明...。これじゃサイドカーに全然収まらない!唖然としている自分を見てフィギアマイスターのZIPPさん一言。”マーとことん削ってその後はパテでごまかせばいいじゃん” うんうん確かにそうだ。この時点で僕には責任ないし?!気を取り直してフィギアいじりを再開。背中の大部分とお尻の大半、右足と右手の一部分を削り更に左足をすねから切断!隙間はタミヤパテで埋め何とかジャストフィットさせることが出来ました。でもこのフィギアの改造に約丸2日使ってしまいました。ますますレジン物にした意味なし。後ろではZIPPさんが飄々と作業を。でもまだ肝心のバイクはいじっていない。何なんだこの余裕は....。

2日目:
昨日結構作業した割には今日もやる気満々。やっぱりこのモデラーの理想を具現化したしたような工房での作業、仕事がはかどらないわけが無い。手持ちのフィギア2体は程なく作業は終了。塗装は残念ながらZIPP兄貴はアクリル系塗料をお使いにならないんので大阪に帰らないと作業が行えずとりあえず訪問中の作業は終了のはずだった....。しかしそこはモデラーの理想郷。まず資料が多々アル。で、まあ時間あるわけですし少しディテールUPでもしたらとの意見に素直にうなずく。こ々からが問題の始まり。後ろに控えるのは変人レベルに達している改造のプロと言うか原型をおつくりになる方。”少し"と言うのは自分のそれとは意味合いが違いすぎるのでした。

まず資料が多い。見てるときりが無い。で、ヨーク見ると同じはずのバイクでもやはり微妙に仕様が違うようで見れば見れ程混乱していく”ぬかるみの世界”。時間が無いと言うのに二人でこのワイヤーどこにどうあってこの辺にはこの部品が本当ha
あるはずで等々勝手に盛り上がる...。こうなるといくら時間があっても足りません。おまけに出てくる出てくるディテールUP用各種素材&プロの使う各種高級工具類。(気がつけば自分のかばんにうっかり入れて持って帰ってしまいそう...。)経験のあまり無い自分にはいろいろ試して見る絶好のチャンス!と技術が無いのにいろいろ使いたくなってくる始末。素組みに塗装だけ!だったお話はどこへやら。

さてここに来てZIPP兄貴も作業本格的に開始。お互いに0.3mmのピンバイスと瞬間接着剤の奪い合いをしながら作業を進める。ハンドルバーのワイヤーを適当につければそれでいいやーと思い取り合えずその辺の作業を進めていると”おっ、いい感じジャン、おいらもそこともう一ついじっちゃお!”と後ろからなにやらぶつぶつ聞こえる。しばらくして彼のバイク見るとやってます超絶ディテールUP。はーそれでは僕のバイク見劣り取りまっせ〜。仕方なく自分も出来る範囲でまた少しいじる。それを見てまた”おーいいねーじゃおいらも”とまた悪魔がささやく。このころになるとZIPP兄貴、原型士の本慮発揮でもう素人の自分がついていけるレベルではありません。極小りべっに始まり各種パイプ&ワイヤーの追加そしてそれらを繋ぐボルトの再現等恐るべき工作技術力を披露。35かいなこのバイク!

自分は程よく限界を悟っていたのでまあーこの辺でと思っていた矢先 ”そうそうこんなメタルパーツも以前作ったんだ〜”とこともあろうにもう既に工作の終えた部分のぐれーどUP部品を持ち出してくるそしてとどめはメタルバイク用のエッチングセット..。(か、確信犯だー!本人否定)で、またその出来がいいんです。はぁ〜。  なんで後から後からこんなもんが出てくるんですか!!!これぞメーカーの恐ろしさ。一般モデラーの家ではありえない怪現象の連続。仕方なくヘッドライトの部分はそのパーツに交換。(確かこの時点で2AM)その他の物はもう個人的には無理と判断。しかしご本人は勿論徹底工作。職業病ですこれは。それにしてもそんなに手を入れて出来るんかな〜と人事ながらちと心配。まあデモ普通の人とは違うと勝手に納得。(結論はZIPP兄貴の日記を参照!!)こんな調子でこの日も寝たのは朝の4時ごろでした..。

画像:限界を感じつつ泣き出す弟子(右)&余裕で作業をすすめる兄貴(左)

翌日:
よそ様の家に泊めていただいていると言うのに11時まで爆睡。ラジオから流れるクラッシックの音楽が聞こえてなければいつまで寝ていたのやら。一瞬どこに自分がいるか?状態。(と言うのも東京に行きますといつも複数の場所でお世話になるために...)毎度のパターンでZIPP兄貴のお母様が豪華な朝食を出してくださる。いつもありがとうございます!普段一人の自分には食べ物を作って出していただく事がどれほど嬉しいことか。出してもらう方の人!感謝してます!?

お昼前に工房に再突入。ドアを開けるとほのかなレジンの香りが〜。まだ寝ぼけていた為もあるかもしれないけれど工房の中にはなにやらもやがかかっていたような....。と言うか目のピントが合わない!そして何気にZIPP兄貴の頭が揺れているような気も...。兄貴は早くも全開モード。インターネットラジオが流れる工房でアイスコーヒー片手に余裕の手さばき。

さてやるか。

自分もまあその気になれば集中できる方でその日も確か7時ぐらいまで殆ど休みなしに作業を続けてました。その後はご近所のインドレストランへ。ご馳走する筈だったのに何故かおごって頂きました。ありがとうございます!静かで良い雰囲気のお店は誰といっても満足するところであると思います。マスターが何でも兄貴と友達とか。おいしい料理につられついつい馬鹿食い。その後自分は都内に移動。翌日の歓迎会はご承知のとおり。そして日曜日に再びZIPP邸に戻り合宿は続くのでした...。


限界を感じ泣き出す弟子(左)&余裕で作業をすすめる兄貴(右)

続く....。


フィギアの塗装7・31:

迷彩塗装ができると思っていた今回の兵士達、Kさんのリサーチにより(アリガトウございます。)初期の降下兵の服装は迷彩では無くやはりグリーンの単色であることを確認させていただきました。

さて塗装に入りましたがこの単色塗装、難しいです....。迷彩は細かいのですが、ある意味ごまかしが出来ると思います。(しみになった部分は迷彩をほどこしてかくすような....。)が、単色は全ての面でグラデーションをちゃんと出さなければいけないので苦労してます。またビネット全体のことを考えて各フィギアの服装の色目を多少変化させようと努力していますがこれがまたうまく出来ません...。でもとても勉強になっています。

塗装についてのご質問を頂きましたが口ではやはりうまく説明できません...。(フィギアの塗装も覗いてください)自分の場合やはり”見る”事が一番大切で兎に角色々な作品を見るようにしています。下塗り状態の下の画像はそのような意味では少しはお役に立てるような気がしていますが...。

水彩の塗料の場合色そのものも勿論ですが筆に乗せる塗料の量と言う物がとても大切だと思っています。




 

理解出来ていそうでそれが実行できていない その2: 5月

地面とベース


所謂凄腕モデラーの方々はそれぞれ多くのこだわりをお持ちでありそれらを(時間さえ許すと仮定すれば)納得いくまで追求しされていると思います。そしてそれらのこだわりの中には作品の一部でもありまたそれらを飾るとベースでもある地面と台の工作も必ず含まれています。

この点についてマルケンさんに二つの作品を並べて解説していただきました。

:始めからあったベースに地面と作品を合わせる様に乗せて仕上げた情景。
:作品のサイズ等に合わせて作った地面&ベースを使用した情景。

同じ作者が製作したこれらの作品を並べて比べるとその差は一目瞭然でした。

の方は余分なスペースが生まれていて妙に間が抜けていました。通常これらの”間”をまあ、何かをおいて埋め様うとするわけですが所詮後付の蛇足状態で見る人が見ればこれはいかにも”あいてるスペースを無理やり埋めるためだけのもの!”と言う事に他ならない事がよく分かります。一方の方は全体のバランスがよく無駄が無いために全体的にとてもまとまりの良い引き締まった作品に見えます。 

自分は今までの物しか作った事がありませんのでこの辺を何とかして行きたいと思います。

大切ですね地面&ベースの作成って。

水野さんも”かなり”地面とベースにはこだわりをお持ちのようで没になったそれらが多数転がっているそうです!
一度見せてくださいね水野さん!

アフリカ写真集5月

この本やっぱり凄いです。いろんな意味で。
よく見ると&読むとかなりふざけた面白いコメントが多く、戦っただけではなく砂漠の中で”生きた”兵士達の"素顔”への著者のこだわりが見え隠れします。

髭剃り前と後の写真とか裸での日光浴、色白の新兵がなにやら不味そーに食べる物をチェックする姿、買物中、観光中の写真などなど。

下ネタも結構あってこれが笑えマス。"彼はシャベルを持っていますがとある理由からの"散歩"から帰ってきたところでしょう"とか二名座ってやっちゃってる(著者曰く活動中の写真)最中の写真もあります。更に'ニュースペーパーは読み終わると例の用途に使います"などなどと結構ひつこいです。売れてる要因は実はこれかも....。やっぱり皆行き着くところはそこであるということ言う事ですか。

鮮明なカラー写真で見いるアフリカはもういままでのイメージとかかけ離れたものでした。各種車両の塗装のはげ方や砂埃のつき方など想像をはるかに超えていました。砂漠の見せる様々な表情もよく捉えられていると思いますし各キャプションも短いながら砂漠戦ならではな特徴をうまく伝えてくれています。

ちなみに戦車等のマーキングや鮮明な写真を見たい!と言う方々にとっては多少期待はずれに終わるかもしれません。この本はアフリカのしかも兵隊さん中心の情景を作りたい!と言う方には超オススメで全く申し分無い素晴らしい写真集ですが、車両等のディテールが兎に角見たいという方にとってはそれほど興奮する物ではないと思います。緑のタイガーでも出ていれば大変なことに成っていたでしょうけれども...。でも、タイガーどころか確か4号長砲身さえも確か出てきません。戦車らしい戦車は3号だけかな?

しかし兵士の服装の色目とかバリエーション、そして戦闘中以外での彼らの行動を見てみたいと思われる方にとっては今までに無かった充実の一冊だと個人的には思います。先ずは一見を!

理解出来ていそうでそれが実行できていない: 5月

改めて情景は技術的なものだけではいい物が出来ないな〜と。

マルケンさんのお宅で無理やり開催していただいた(夜な夜な)強化合宿では本当に色々学ばせて頂きました。
特に頭に残った主な物は...。(フィギアについてはまた後ほど..。)

製作に入るまでの構想の大切さ
無駄な物は足さないむしろ省く!
作品を通して伝えたいメッセージをしっかり頭に入れて作る!

と言う事でした。完成品がそのメッセージをストレートに伝えてくれれば成功!と言う感じですか。どーも自分は行き当たりばったりで完成品はピントのぼけた物が多いと思います。この辺をクリアしなければやはりいつまで経っても見る人をうぉ〜と唸らせる事は出来ないのかもしれません。

D曹長曰く: 4月22日


”自分の都合が作品に出るのは良くない。”

これが無いから、これが購入できなかったから等の理由で作品が意図したレベルで完成出来ていない場合がありますが、その未完成な部分が作品に出てしまうのはよろしくないと。

うまく隠せる場合もあるとは思いますが多くの場合、見る人が見るとその部分が目立ってしまうものです。コンテスト等に参加して他人に見せるという明確な目的がある場合は特に気をつけなければならない事であると感じました。今更なにをとお感じになる方も多いとは思いますが審査員などを勤める方々に言わせると結構この”本人の都合”と言うものが多少なりとも出て完成度を落としてしまっている作品が多いのが現実のようであります。

うーん自分の場合特に気をつけないといけないような気がいたします.....。

模型に理解のあった母:  4月7日



MMが好きになったきっかけは母の買ってくれたスカウトカーでした。

初めて手にする本格的なスケールモデル。今まで遊んでいた100円プラモとはえらい違いです。部品点数がやたら多く、組み立てどころか説明書を読むのにもずいぶん苦労した覚えがあります。何とか完成させた直後、油性マジックで色を塗った事を覚えています。

ハチャめちゃな完成品だったはずですが、母がほめてくれました。今でもしっかり覚えています。
母は”模型は手を動かして頭を使うからいい趣味だ”と幼い自分に頻繁に模型を買ってくれたものです。

その母は残念ですが2年ほど前に亡くなってしまいました。しかし優しかった母の思いでは星の数ほどあります。
タミヤの模型を手にする時もそんな母の事を思い出します。

皆さんにはどんな思い出がありますか?

鉄条網:  4月1日

毎度のように情景の製作に当たっては多くの方々に助言を頂いております。そんな中、今回は鉄条網を追加したほうが良いのではと言う意見がありましたので早速その様にさせ頂く事にいたしました。

と、こ々までは良いのですが、何分やった事がないので何をどうすればいいのか迷っていました。Y師匠は”銅線をこう巻きつけて後はエンドを切るだけだよ。とおしゃっていたので自分も軽い気持ちでこんな風かなと想像しながら作業を始めました。しかしいざ始めるとこれが難しいのです。(汗)多くのトゲとげを作らなければ成らないので作業はなかなかはかどりません。

しかし苦労して何とか2本を仕上げてビネットにセットしてみました。するとどうでしょう。今まで間が抜けて迫力のなかったビネットが鉄条網を追加しただけでいっきに緊張感が生まれ全体手的にピリッとしてきたように思います。

製作は面倒なのですがその効果は抜群です。塹壕が登場する情景にはこれがあるのと無いのとではずいぶん印象が変わるような気がいたします。是非トライしてみてください!材料はただ同然、後は根気だけです!

準備した物:15cmほどの銅線2本。

分かり辛くて申し訳ないのですが、フィギアの塗装に使う小さな木の台に裁縫用の針Aを2本差し込んであります。矢印の部分に銅線をこのように張ってから作業を始めました。左画像。

銅線を2度巻きつけて瞬間接着剤で固定。エンド部分がはみ出るようにカットします。適当に間隔を開いて同様のもを取り付けていきます。右が完成画像です。で、笑っちゃうんですがこの鉄条網と言うか銅条網?作業中なんと指に刺さるんです!勿論全然痛くないのですが苦笑いです。


Y師匠の一言: 3月1日

”模型も音楽もライブが一番!”

うーん”マサニ”にその通りだと感じました。

先日Y師匠の行う模型講座にお邪魔させていただきました。
その講座のなんと実りの多かった事。

生徒さんのみなさんと全体的に語らうのは勿論ですが、その方々の作品の一つ一つを丁寧にピックUPして直接指導されると言う形式もお取りになっていらっしゃるのですがこれがもう効果抜群なのです!
このやり方により雑誌では絶対に得られない情報が山のように吸収できるのです。これは”ライブ”だからこそなせる業でありこのような講座がいかにためになるかは実際に参加すると明白です。

どの塗料をどの様な筆を使用してどんなストロークでどう塗っていくかの?次の段階に入る時間は?その際に気をつけることは?等などいちいち説明があります。また各人の情景のレイアウトや改善できる部分や足りない物をずばり指摘されるとともにその理由も勿論語られます。  これって凄い事だと思います。自分の作品だけに対してのコメントだけではなく他人のそれも聞くことが出来るわけですから様々なシチュエーションを体験できます。授業は終始和やかなムードに包まれ時間があっと言う間に過ぎてしまいます。遠方からわざわざ来られる熱心な方も多いのですが、その理由が良く理解できたように思います。楽しいひと時でした。



”小さくても手間は一緒ですが楽しさも一緒。”

1/72のT2作成は小さいから容易であろうと思ったら大間違い!その塗装に要する手間は1/35となんら変わりの無い事が判明!悪戦苦闘中に頂いた一言でした。そうなんです。何を自分はいらいらしているのか?!本来これは楽しみであるはずですよね!全く自分は短気で困ります.....。

Y師匠いつもありがとうございます。


ドラゴン キングタイガー1/72 ミニスケール初挑戦!

安価で掌サイズ、そしてアフターパーツとも殆ど関わる必要ないし!ということでこれはお手軽だと思い最近殆ど作っていなかった車両の製作練習に良いと思い作業を始めました。が!認識が甘かった事を痛感する羽目なってしまいました。

塗装が難しい!

車体本体上下及び足回りの合い等が余りよくなかったのですが全体的には部品点数も少なく組み立てに必要な時間は
1/35と比較するとかなり少なくてすむと思います。またサイズがサイズだけにいじれる場所も大変限られてきますのでディーテールUPに関しても目立つ部分を少し触った程度にとどめる事が出来ました。しかしー!塗装に関してはひょっとすると1/35より難しいかもしれないという印象を持ちました。

スケールが大きいと少々細かい失敗をしたとしても傷のように見える場合が多くそのままでも殆ど気に成りませんが、ミニスケールでは同じようには行きませんでした。慎重に場所を選びながら汚したり傷を付けていかないととんでもない結果を招くことが身にしみました(といいますか実際とんでもないことになってしまって今回初めて止めたい!と途中マジで思いました。)

塗料の濃度やはげチョロの大きさ等をいつもの調子で作業していると気がついた時にはこのT2、ただ汚いだけの塊になってしまいました。あわてて修正を始めましたがかなり手遅れの部分があり意図していた仕上がりとはかなり離れたモノに成ってしまいました。完成時のイメージがいつもの様には全然生まれず本当に苦労しました。

次回はこの3点を特に注意しようと思います。

塗料の毎度〔明度です明度!!すみません大阪人間です。〕を上げる
はげチョロは特に控えめにそしてかなり小さなサイズで行う。
落ち着いてゆっくり丁寧を常に。

小さいサイズなので直ぐに完成でさせれるような印象を持ってしまいその影響で作業もいつもより雑になってしまいました。小さい車体には塗装の失敗は本当に良く目立ちます。エアブラシの絞りとかもやはりさらに慎重に行わないと面積が狭い分はみ出しや、厚塗りの状態になりがちなのでこれらの作業もいつもとは少し違う慎重さが必要だと思いました。おかげで何度も修正する羽目に...。

完成品:

では二度とこのサイズを作らないか?というとそんなことは絶対にありません。
完成品は掌に乗ってしまうかわいい物です。まじでかわゆいです。やはり多数作って集めてみたくなる要素大だと思います。要領が分かれば同時に多数作る事も可能だと思いますし1台で終わるのではなくて1個小隊とか普段ビックスケールではめったに出来ない楽しみ方なんかもありだと思います。〔場所とらないし何よりお値段安いです!〕


今後は
1/35に少し飽きたらその都度こちらのスケールに戻ってきたいと思います。良い気分転換んに成ると考えていますがどうでしょうか?


余談:

最近では1/72ばかりでは無くタミヤの 1/48も選択の中に当然入ってきます。が、どーも自分はいまいちこのスケールの位置付けがはっきりしません。大きさからするといじろうと思えばかなりいじれるわけですし...。でもそれならいっそのこと1/35の方がいじりやすくて良いのではと思ってしまいます。値段が安いという意外は他にどれだけメリットや魅力があるのか決めかねているのが正直な所です。とりあえず3突は買いましたが..。まあ、でも組んで見ないとなにも始まりませんね!


Kさんのゴジラ3頭:    2月

ゴジラには色々種類があるというのはなんとなく分かっていましたがこうして並べてみるとずいぶん違うというのが良く分かりますね。小さい頃母に映画を見に連れて行ってもらった事を思い出します。楽しかったな〜。

それにしてもどのゴジラも迫力アル顔してます。人改キングのならではの技ですね。自分はあまりゴジラに詳しくないのでKさんにコメントを頂きました。(下記) 

***

ゴジラのコメントの件ですが。。。私も実はあんまり詳しくない(ないのに作るな!)なのであまり自信はありませんが。。。。。3匹ともどちらかといえば昔のゴジラです。

  これは最近ウエーブから復刻されたイノウエアーツのキンゴジです。キンゴジはこれがベスト?
目はドールアイを入れています。大きいので継ぎ目はティッシュに瞬着で固定しました。(良くつきます)
ソフビは完成後も乱暴に扱われるので丈夫に作っています。


中央 マーミットのモスゴジです(?)これはトーイぽくフル可動で仕上げてみました。動くとなんだか嬉しくなりますよね。  〔 しの: うんうん。ですね!(^。^) 〕


マーミットの初ゴジです。緑のソフビできもかったですがなかなか渋いモールドで気に入りました。
これにもドールアイを入れています。映画がモノクロだったのでグレー調に仕上げました。

塗装は下塗りにホームセンターで買った190円のつや消し黒スプレー。化学変化するので2週間ベランダで冬眠させました。そのあとはグレーで3段階ぐらいドライブラシした後赤、青、茶、グリーンなど水で薄めてシャブ塗りを重ねました。こうすると塗装に深みが出るんです。。。最後にもう一度ハイライトをドライブラシして完成です。缶スプレー以外はアクリル絵の具です。


しのはら:
Kさんありがとうございました!戦車製作にはない手法や材料の使用とても興味深いですね。他のジャンルの模型を作る事はとても勉強になりるということではないでしょうか?Kさんの作品の素晴らしいオリジナル性はこの雑食性にあるのではと思います。ホームセンターのスプレー使用、そしてその後の2週間熟成?させる方法等目から鱗です。皆さんも一度トライされてみてはいかがでしょうか?!



今年もXだったきやコン参加:  2月



ビネット製作を始めてかれこれ1年近くになります。少し知識もついてきましたし多くのアドバイスを頂いたおかげでイメージに近い物が少しづつ完成しつつもあります。と言う事でこのビネット製作1年間を区切るものとしてキヤコンには初挑戦したいと以前から思っておりました。

しかしー、相変わらずの計画性のなさ、詰めの甘さ、はたまた自分の技術に見合わない設定など問題が浮上しまくり、締め切り前だというのに早々と諦めてしまいました.......。でも正直凄く迷いました。”参加することに何とか”とはよく言われますし一理あると思います。が、やはり自分で納得していない物を出すわけには行かないとの思いも強く、そのため今回は本当に残念ですが断念しました。色々な意味において自分にはまだこの有名なコンテストに参加する器量が無いと言うことなのだと思います。ふ〜。
納得の行く良い作品を時間内に完成させることの難しさヨーク感じました。常連の方々は本当に凄いと思います。


***


一番目の問題点

ベース作成に思ったより時間がかかってしまった。
塹壕と言う新しいテーマを選んだのですが地面の表現の難しいさに手こずりました。
掘り下げた部分の表現、足で踏み固められて湿っている底部、掘った土を盛り上げたの部分、元々あった地面の表現などなど作業を始めだしてから気がついたのですがたかが地面と思っていたら大間違いでした。とんでもなかったです!!!それぞれの違いを表現するというのは自分にとって”かなり”ハードでした。
(まだ終わってないシー)


2番目の問題点

登場するフィギアは降下猟兵で皆さんカモフラージュを施した軍服を纏っています。(これって一歩間違うとパンク風の怪しいおじさんの集団に見えます。)これらの塗装にはかなり時間が当然掛かるのですが各兵隊さんの衣類の色調を変えることに専念しすぎたため全体のバランスが悪くなってしまいました。またシェイデイングに使う塗料も当然それぞれ異なるわけですから得られる効果が少ないわりにはのわりにはずいぶん時間が掛かってしまっています。


3番目の問題点

戦闘中ですので皆さん武器を勇ましく構えたり発砲したりしています。
今までこのようなシーンを作成した事が無いので各種武器を体に密着させてまたそれらをしっかり持たすという事がいかに難しいのか全然分かっていませんでした。なんとか持たす事に成功した次は塗装の問題でした。武器を持たせて接着させてから塗装するのか?それとも各部品を塗装してから接着するのか?(接着後だと筆の届かない部分が大量にポーズの関係上発生してしまい自分の技術を超えてしまいます!!)スリングもつけなければいけないのですがそれも何時取り付けるのか等迷いながら手探りで行う作業はなんとも効率の悪い物でした。


以上が主な問題点でした。そしてこれらを克服するには時間が足りませんでした。(時間だけでできるの?かな?)が次回はこの経験が生かせるのかどうか?やればやるほど難易度が上がってくるような気がしているのは自分だけなのでしょうか??

いつもに増して今回は励ましていただいたり技術的なことを皆さんに教えていただきました。(特にKさん、N兄貴ありがとうございます)それでも時間内に完成できなくて申し訳ありません...。

1月

自家製瞬間接着剤スタンド&必殺溶剤入れラー油版
でその隣にはMコンに間に合わなかった誰かさん作品が...。
先週京都在住のSさんの秘密基地にお邪魔する機会がありました。

男一人と言うのにずいぶん綺麗に片付いたお部屋。
うーん模型の作風にも出ていると思うのですがなんでも丁寧にこなされるという事ですね。

ご本人いわく”「一区切りついた綺麗な状態」”だったそうでうす。(笑い)

その整理された部屋はどの部分を見ても面白い物が置いてあり”好き者”にはたまらない環境でした。子供の頃何故か漫画禁止令が自宅で出てましてそのため近所のとある”部屋中所狭しと漫画の置いてある”友達の家に頻繁に読みにいきましたが、一瞬その時の事を思い出しました。宝の山のように見えたものです。勿論完成品も置いてあり実物を前に色々話を伺う事が出来良い時間を過ごさせていただきました。あっという間に時間が過ぎてしまうあの感覚いいですよね。Sさんドーモです!

で、そのSさんの作業机上に見つけたあやしい物体です。
各種容器に入った溶剤の数々。Sさんは特にラー油ビンが最高とおっしゃってました...。ただしそれをゲットするよい方法が今だに無いとの事。中華屋サンに直接尋ねるのも気が引けますシー家庭でばんばん使うものでもないですシー。どうしましょうか?
11月5日: 人改の方々に薦めていただきmotoconに参加させていただく事になりました。例の自転車ビネットでの参加予定です。何卒よろしく御願い申し上げます。

Dragon Sd.Kfz.251 Ausf.D


いやはや、ちビット見るだけーと思っていたのですが買ってしまいました。ウルトラ豪華付属品のオンパレードで誘惑に弱い自分のような駄目人間はもうボコボコ状態でひとたまりもありませんでした。

うーんモデラーの心をしっかり捉える凄い内容です。

3つの異なるバリエーションと言うのも凄いのですが、アクセサリーはマジで大充実。
フィギアに関してはドライバーも含めて5体入り!フィギア大好きの自分にはたまりません。その他にも.......CARTOGRAFの豪華なDECAL群、ソフビニ製(?)のオーバーコートにブーツ、もちろん最近お決まりのアルミ砲身にエッチングが付いておまけに金属製砲弾、従来の連結キャタピラ(初期型)にプラスして更にもう一セット全く新しい精密な後期型の物も付属しています....。またナイトビジョン装置部分にはクリアパーツを使用しているし工具コンパートメントは一部開閉式だし.....。と、とにかく、も、ものすごいです。

大のタミヤファンではありますがこの内容を見せられるとちょっと揺れてしまいます。
それでなくても新製品発売ラッシュ。おまけに年末にはついにタイガー1も出る始末。模型屋サンのタミヤ製品が占める割合がAFVに限るとかなり変わってきているのではないでしょうか?ちょっとさびしいような気もします。最近のこの中国パワーは本当にあらゆる分野で炸裂していますね。やはり北京五輪が終わるまでこのまま突っ走りそうですねこりゃ。元の切り上げは時間の問題?!

さて外観の素晴らしさはともかく肝心のこのキット組み立て具合はどうのなのでしょうか?間違い箇所は?これで組み立て精度も良ければ本当に凄いのですか.......。実際にこれらをリポートできるように成るのはいつの事やら。

*****


さて追加です。その後ゆっくりキットを眺めてみましたが....。

ソフビニのパーツ面白いのですが加工が大変なような気がします。というか自分はソフビニをいじった事がありませんのでどのようにすればよいのか全く?です。どうすればバリとれるんですか?!

豊富なアクセサリーや3タイプからの選択などとても面白いのですがなにぶん使用しない部品も多くなるわけでもったいないですね。キャタピラなんかは予備として使えそうで嬉しいのですけれど....値段にもある程度響いてきますね。(それでも安いほうなんだろうなー内容を考えると)

パーツの合い具合は実際製作しませんと分かりませんが全体的に良くまとまっていてモールド等の表現もシャープでいいのではないでしょうか。今後さらにバリエーションがばんばん出るようですが本当に楽しみです。

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