231: MAKING | |
キット: 最も気になるモノの一つとして全体的に省略されている車体本体、砲塔、マフラー本体等の溶接跡はラッカーパテとヒートペンを使用して再現してみました。その他の部品では完成後も見える足回り部品B1の極端なバリ、フロント&リアアンダーガードのエッジの修正と合いの悪さの修正、後部側面ハッチ(c33)の引け等をパテで埋めています。消化器固定具、警笛、指示器、車幅ポール、フェンダーのビルトイン工具箱のディテールアップを行い、ホイール・タイヤはシャープさを増すためにレジン製に交換してみました。また各種ライト、警笛には配線を追加しています。 キットの良いポイントとしては少ない部品で構成されているにもかかわらず精密に再現された車体下部、完成度の高い付属のフィギア、アップデートされた装備品&エッチングパーツなどがあげられると思いますが、なによりも往年のキットでありながらも1/35としては唯一の存在であり決定版であると言うことかもしれませんね。66年生まれの自分がこのキットを初めて手にした時は確か小学生でした・・・。 |
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基本的にタミヤ8輪重装甲車キットのアンテナ部分を取り除いた初期型車体にピットロード中・後期型レジン砲塔を組み合わせたハイブリッド車を製作してみました。 | |
*フェンダーと一体型の雑具箱のモールドは削り取り、プラペーパーでよりシャープなイメージにしました。現地では様々雑具箱やラック類を配置した画像が見られます。付属の工具箱のエッジをシャープに加工、金具類をディテールアップしたものを適当に配置してみました。 *フェンダー上には大きな穴が開いているので埋めます。警笛はプラペーパーで少々ディテールアップ。 *初期型には無かった工具類を一部追加しています。 |
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*キットオリジナルパーツ(c)の枠のみ残して(b)金属メッシュを (a)を組み込んでみました。 |
*キットのものを小改造です。 |
*さすがに一部のパーツは古いので薄く削る必要がありました。特に目立つフェンダーの中央にあるステップの部分を加工しています。 | *側面ハッチも合いが悪いのでプラ版で隙間を埋めています。厳密にはヒンジの部分もずれてしまうのでプラ棒を微妙にかましたほうが良いと思います。 |
*レジン製砲塔にホワイトメタル部品が付属するピットロードのキット。砲身基部の取り付け位置(角度)が明確では無いので注意画必要です。 砲塔の引けバリ処理の他に溶接跡を追加しています。 溶接跡はタミヤラッカーパテを筆でで盛り付けて再現してみました。細いラインを再現するにはこちらの方が作業効率が上がるような気がしています。 |
*溶接跡はタミヤラッカーパテを筆で盛り付けて再現してみました。細いラインを再現するにはこちらの方が作業効率が上がるような気がしています。 |
*車体後部パーツは合いが悪いためプラ板を挿入しています。 |
*後部ハッチ周りには溶接跡を再現して間隔表示灯はドラゴンのものを使用しました。後部グリル、牽引フック、ライト、ナンバープレート、ブレーキライト等はリニューアル版ではUPデートされています。 |
*クラッペ上にあるキットのレインガーターは削り取りプラペーパーで再現しました。比較的小さな部品ですが、目立つので是非修正していただきたいパーツです。またクラッペと車体本体との間には隙間ができるのでパテ、プラペーパー等で埋めています。 *車内無線機のアンテナ及び基部、そして配線を追加しました。 *指示器はプラペーパーで一部ディテールアップをしてそのガードレイルはなるべく細くなるように削りました。しかしこの部分は真鍮線でやり直したほうが良かったと思います。 |
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*20mmFlak38機関砲とMg34機銃を装備しています。 *オリジナル跳弾板は肉厚なので削り取りプラ板で再現しました。跳弾板は合計3箇所。本来はボルト等で留められています。 *上面ハッチヒンジのリベットが省略されているので追加しています。 |