降下猟兵:ほぼ頭部だけ変更
ドラゴン 


ビネット全体予想図

細かい配置やメンバーが変更にある可能性は十分あります!

今回は以前からチャレンジしてみたかった降下猟兵のビネットを製作します。

といっても冬季用防寒迷彩服を着用しているので外観上は殆ど国防軍のそれと変わりません。基本的に目立つ部分ではヘルメットやバックルそしてブーツが異なるようですが、極寒の前線では暖を取るために正規品以外のもかなり活用されたようです。私物から戦友の使用していた物、さらに現地で調達した戦利品等などさまざまな物が活用されたようです。よって各自の装備品や使用していた衣類にはかなりのばらつきがあったようです。

良く見れば降下猟兵かな?と言う程度になってしまいそうですがとりあえず降下兵初挑戦です。

設定は1943年秋〜冬ですので装備品はなるべくそれらに見合う物になるようにしました。パンツァーファースト等は今回ありません。

実はまだ雪景色にするのか晩秋の時期にするのか決めかねています。迷彩塗装する時間が無くなったら雪になるかもしれません......。


改造箇所:

大きな改造は例によって基本的に等頭部の交換だけです。
その他は腕、手首の位置そして銃等を握らすために指の加工も行います。

デザインナイフによる輪郭強調等
ラッカーパテでの補修

首を装着させるためにルーターでの穴あけ。内側のシャツの襟を除去。
(ネックウオマー追加します)

手の握りを修正。

袖、袖口の縫い目のラインを追加。

各種ベルト、ブーツ、ゲートル、ジャケットの裾、弾薬ケース等の輪郭をデザインナイフで彫る事により強調させる。特に指は一本一本区別がはっきり出来るようになるまで入念に行う。

服のシワ修正。

隙間をとりあえずラッカーパテで補修。

全体にパテを塗り傷等のチェックを行う。この作業によりかなりの傷等は確認が出来るのですが根気よく。

フィギアの時間が掛かるといわれる部分の一つだと思います。よく乾燥させてからパテで再度補修後さらに2回程度確認作業を行う。

ドラゴンのフィギアは股からベルトまでのモールドが甘い場合が大変多いのでパテで修正します。今回は前面のポケット類も作り直しています。またドローコード、およびボタン類の追加も行います。

使用している頭部は全てホーネットです。装備品の大半はタミヤを使用。(車両の車載工具類もそうですがタミヤの装備品はシャープな出来で好きです。でも、最近ドラゴンもどんどんよくなってきていると思いますが....。)雑納はドラゴンのタイプが好きなのでこれはそのまま使いました。

今回選んだ兵隊さんたちはみな武器を持っていますがこれらの武器を持つ手を修正する必要がかなりあって時間を費やす必要がありました。特にどのフィギアもたまたま両手でそれらを持っているわけでしっかりしたフィット感を持たすには色々工夫が必要でした。

腕の付け根を削るか足すかで大体の調整が出来ましたが握りをしっかりさすためにはやはり手首の切断(あまり聞こえよくないですね..。)および指の握りの作り直しが必要でした。時間が掛かる作業ですが目立つ部分ですので手抜きは出来ません。この後武器にはスリングをつけなければいけませんが面倒ですね。ふー。

頭部には髪の毛そしてヘルメットにはストラップを付け足します。

塹壕内であるためタミヤラッカーパテの”泥”を下半身に付着させる予定です。


ボタン、ストラップ類を追加


ブーツ、膝、裾には泥を再現するためパテを塗っています。

下地塗りの最下層に当たる塗装を薄く行ったところです。
ここで各部の粗を取り除きます。

左画像: A 丁寧にカッターで取り除きます。
右画像: B 小さい穴の場合瞬間接着剤を流し込み塞いでいます
右画像: Cは極細針金;Dのストラップはエポパテより製作しています。