Type 74 1/72
74式制作ポイント:

*細かいがバリが多く見られました。特にペリスコープ、転輪等は丁寧に修正する必要あります。また大変繊細で指では直接扱いにくい極細&小パーツが多い為にバリ処理は可能な限りパーツをランナーから切り離す前に行うとよいと思います。

*付属キャタピラはそのまま使用すると短いので装着前に慎重に(ひっぱって!)伸ばしました。履帯本体の接着はヒートペンで行い自重によるよれは部分的に転輪と接着(瞬間接着剤)して表現しました。

*車体上下部品、砲塔上部下部、砲塔と防盾等比較的大きな部品の合いが悪いので注意が必要です。車体上下部品を組むた めにモールドされている凸凹部分は完全に取り去る必要があります。防盾もかなり削り込まないとフィットしませんでした。キューポラ(B6)、ペリスコープカバー(B20)も処理無しでは斜めに付いてしまうので修正しています。車体全部上面上のフック(A4)の取り付け位置がおかしいので修正しました。


改造&ディテール追加箇所:
・予備キャタピラ側面、機銃銃口、排気管等の開口
・前部ライトガード、ペリスコープカバー、つるはし先端を薄く加工。
・ペリスコープの窓枠&本体の角、及び雑具箱本体をシャープに加工。
・ワイヤーはナイロン製に交換。
・前・後部フェンダー(マッドフラップ)ディテールをプラペーパーで追加。
・砲塔側面手すり追加
・スモークディスチャージャーをプラ棒で再現。
・キャタピラは大変タイトフィットなので伸ばす。
・マガジン受けは専用エッチングを使用。
   
防盾と砲塔本体との合いはよくありません。接着位置をよく確認してから防水カバーの作業に入ります。防盾防水カバー枠はプラペーパーを貼り付けた後、元々モールドされた部分をホットナイフで加工して襞を再現しました。また投光器取り付け基部周辺のディテールを追加【ボルト、プレート、取り付けロッド等】しています。
  
防空灯、ホーンのディテールアップ、また車体取り付け部分の穴はプラ板で埋めました。
前部ライトガード、砲塔後部ラックを薄く加工しています。とっても細かいので(泣)作業は慎重に行ってください!