type 61
*61式工作のポイント

・機銃、車体前部及び砲塔前部上面【合計5箇所】にある各フックを一度切り離し、それぞれ開口。
・防盾本体同軸機銃口?を追加。【防水カバー形状も開口部に対応させる】
・防水カバーはまずプラペーパーで枠を制作した後、本体をエポパテで再現。
・前部フェンダーステイをプラペーパーで追加。
・スモークディスチャージャーをプラ棒で再現。
・ライト&アンテナ各ガード、マガジン受けは専用のエッチングを使用。
・最終減速機の幅が広くフェンダーからはみ出てしまうので修正。
・ペリスコープカバーつるはし先端を薄く加工。
・後部フェンダーマッドフラップをプラペーパーで追加。
・キューポラの防弾ガラスのモールドが無いので、ヒートペン及びテンプレート(共に十和田技研製品)を使用して楕円にくり抜いたプラペーパー制作&取り付けにより立体的に見えるようになった。(細かい作業ですが目立つ部分ですので是非一手間をかけていただきたい部分です。)
キューポラの防弾ガラスはプラペーパーからヒートペン&ステンシルを使用して制作しました。温度設定のできる十和田技研のヒートペンは微妙な切り出しが可能で今回の工作も思いがけず活躍してくれました。切り出した部品には軽くペーパーをがけをして輪郭を整えてあります。本来ガラス部分は作例のように凸状ではありませんが、全くモールドが”無いよりはまし”と言うことでご了承いただければと・・・。
 
砲塔部品の合いはそれほど良好ではないので多少修正が必要です(左)。また避けては通れない防水カバーですが、まずプラペーパーで縁取りを施します(右)。その後(タミヤエポパテ・黄色)パテで段階的に再現します(下)。形状は複雑ですが部分的に作業を進めていけば問題なく再現できると思います。モールドやシワはパテがキャラメル程度の硬さに成った時点で施していきます。基本的にこれらの作業はデザインナイフと爪楊枝で行っています。