INTRODUCTION:
３７ｍｍ機関砲はその発射速度と有効射程、さらには破壊力から地上の目標物にも威力を発揮。今回はそんな水平射撃を想定してダックインのために準備をほぼ完了させたクルー達のワンシーンです。当然戦闘中にピンナップをこうして"表"に貼り付けたとは思えませんが、（２５１の防盾の裏側に張っていたのも等はありますが・・）当時のドイツ雑誌？に掲載されたこの女性、さぞかし若いクルーの注目を浴びたのではないかと・・・。

OBSERVATION:
新製品毎に何かしら技術的な進歩等を感じさせるドラゴン社製品ですが、今回も例外ではありません。サスペンション、エンジン部分も含め細部にいたるまで良い出来であり、スタンダードとなった多彩なオプションも併せてモデラーを満足させる一品。大型でしかもハーフトラックである上に３７ｍｍ機関砲を搭載、更に増加装甲まで有した本車は単純にそのシルエットだけに注目しても模型的魅力にも溢れていると思います。

＊多彩なオプション
後部側面素材には木製、もしくはメッシュを選択、細部に関してはいわゆる博物館仕様にも変更が可能。
レストア車両の選択枠に関しては意見が分かれそうだが、今までに無い物？であり、一つの楽しみ方として面白 いと思う。搭載されているＦｌａｋ３７を中心に戦闘中もしくは移動中の選択も可能。情景の幅を拡げてくれるアイテム。マジックトラック、クリアパーツ、エッチング付